会社概要│ 株式会社 横須賀不動産鑑定事務所

不動産はそれぞれが個別性を有するように、不動産と関わりをもつ人々の考え方も個々に異なることから、他の財と比較して不動産に対する価値観は多様になるのが一般的です。そのため、地代・家賃の改定・立退交渉等において、お互いの意見に齟齬が生じてしまう場合があります。先ずは話し合いで解決するのが最善ですが、折り合いがつかなかった場合には、調停という形でさらに話し合いを行い、それでも折り合いがつかない場合には、裁判で争うことになります。

いずれの段階でも、お互いの主観的な価値観に基づいた主張をするだけでは交渉はまとまりにくいものです。そのため、主観的な価値観を客観的な価値観として主張する有用な根拠資料として、裁判等において鑑定評価が活用されています。また、適正な地代・家賃の額や補償額等についての鑑定評価により、話し合いにおいても一定の範囲に収束しやすくなっています。

鑑定評価書には、簡易な計算結果を示したものから、裁判に十分に耐えうる説明性の高い証拠書類に基づいた入念なものまで様々な仕様のものがありますが、当事務所では、後者に基づく鑑定評価に力を入れています。特に、
①　裁判官・当事者が読んで理解しやすく
②　計算過程、結果のみならず、賃料の訴訟等であれば、これまでの賃貸借の経緯や、両当事者の事情を十分に考慮して、案件の特徴を捉えた鑑定評価を行っております。

当事務所が鑑定評価書を発行する場合には、一般的な物件確認に加え、その他の契約内容・経緯・事情・対象不動産の特徴を入念に調査します。そのため、いざ調停・裁判となった時には、当事務所の鑑定評価書が強い味方となることをお約束いたします。

当社の強みは、
①数々の訴訟関連の鑑定評価実績を有すること
②不動産賃貸業を営み、不動産に関する知識や不動産業者とのネットワークが強固なこと
③論文発表等を通じて、業界内でも常に一歩先を行く情報先駆者であり続けていること
そして、少数精鋭の事務所スタッフ全員が情報を共有し案件ごとの活発な意見交換を行っているため、精度の高い鑑定評価が可能となっています。

これからも、鑑定評価の経験を踏まえた研鑽を積むとともに論文発表をも通じて、鑑定評価のノウハウを磨いて参ります。

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※リノベーション工事、デザイン、施工等を弊社自身で取組んでおります